【平成23年度】FD実施報告書
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・モデル教材を例にして、シラバスや具体的な授業マネジメントに関して、早く示すべきだと感じる。(薬学部・教授) ・本部と部局の意識差は依然大きく、離れている。いろんな角度からの情報伝達は続けて欲しい。(薬学部・教授) ・学部を越えたモジュール作成が本当に出来るのか?誰が調整するのか?学部、教務委員長?負担が大きすぎるのでは?(工学部・准教授) ・多様な教養を身に付けることが難しくなると思います。学生にとっては選択の範囲が狭まることになって、単位取得が難しい学生が出てくるのではないかと思う。在学生の教養科目は、どのように進めるのか?読み替え?新しいことを進めてもらうのは良いが、負担の少ない方法をぜひよく考えて頂きたい。例えば、これまでの教養教育をいそのまま行えるようにモジュールを組んでいって、足りない部分だけとりあえず新しく作り出すなど。(水産・環境科学総合研究科・教授) ・学生の基礎学力がますます低下するのではないか。教養教育では、大学生として必要な幅広い知識を得ることが重要であるが、例えば数学、経済学、物理学、化学等の基礎をしっかりと学ぶことが重要。自学部用モジュールで対応出来ない部分を是非リメディアル教育できちんと学ばせて欲しい。(水産学部・教授) ・考え方に多くの断絶があり、従来の経験が生きてこないように思う。今までうまくいかなかったからといって、変えてうまくいくということはないだろう。抽象的な話が多く、具体性を帯びたときに穴だらけになることが予想される。理系的な基礎学力・技能についてはあまり多様性がないのが現状で、ファミレスのようなメニューを用意するというのは違うのではないか。この大学における決定過程が不明朗であることが再認識できた。(水産・環境科学総合研究科・准教授) ・①せっかく多くの学部があるのに、学生がいろんな学部の教員と触れる機会を奪ってしまう。②問題点についての解決策が十分に練られていない。③上意下達的なやり方では教員のやる気を引き出せないと思う。(水産学部・准教授) ・専門科目のコマ数は減るのでしょうか。(環境科学部・准教授) ・2年間全学教育での授業を担当してきました。授業準備も含めて大変充実しておりました。私は学部を持たない部局(CICORN)に所属していますが、今回新たな教養教育へ移行することによって、つまり学部主導となることによって、授業担当者という形での関与ができなくなるのではないかと心配になったのですが、これは勘違いでしょうか。(TA・SAの活用にも距離があります)公共性・文化多様性の意義をケーススタディとして示し、学生に学んで欲しいと願っています。(国際連携研究戦略本部・助教) ・モジュールのコンセプトに至る考え方については、ある程度理解が進みましたが、モジュールの具体的な構築で、人的な配置、履修上の課題が含まれているように感じております。(情報メディア基盤センター・准教授) ・自学部用モジュール(全学教育)と専門科目、基礎科目との違い(差)がよく理解できないと感じた。あいまいなのでは?(総務部・事務職員) ・モジュールを構成するにあたり、いくつかの疑問が解決したので良かった。(医歯薬学総合研究科・事務職員) ・山地先生の説明をもっと具体的に説明が欲しい。時間が足りないので、詳細を。(事務職員) ・3つの分野から典型的なモジュールの具体案は、いくつもできると思われるが、その具体案が何もない状況での議論、討論は不毛ですね。近々にいくつかの具体案を作成し、それを前提にモジュールのあり方、その可能性と限界を議論すべきだと思います。この教養教育カリキュラムがうまくいくかどうかは、モジュールのバラエティと質によりますが、良いモジュールと良い教育は異なるので、その部分において、長崎大学には不安を感じます。(広報戦略本部・戦略職員) ・もっと十分に検討するべきと考えます。教員個々の授業が魅力的であれば、やり方を変えなくても学生に教養教育として学んだことが残るはず。その根本がないため、この改革は失敗に終わるはず。学長を含め執行部の方々は教養教育で行われている授業を見てみるべき。(事務職員) ・モジュールの組み方がよく分からない。幅広い教養を学ぶことになるのか疑問があります。(教授) 3

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