【平成24年度】FD実施報告書
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・ 利用方法はおおよそ理解できたが、要は授業設計だと思う。 ・ クリッカーの使い方の再確認ができた。 ・ 大人数の双方向授業に役に立ちそうだと感じた。今までも設問はつくってきたが、これを利用できると有難い。 ・ 実際に使えそうなのでよかった。 ・ 手順書が手もとにあればよかった。 ・ 今回の内容は自習でわかる内容だったので、次のステップを学びたかった。 【総 括】 最初にクリッカーについての概略の講義があり、使いすぎると逆に学生が飽きてしまうなど、実際使用しての情報は有意義であった。その後は、クリッカーを使った事のない者や初心者向けの実習を中心としたワークショップで、1人ずつノートパソコンが準備されており、全員が作業をすることができた。個人的には会議で送信機は使用しているが、そのシステムや講義する側の作業について全く知らなかったので、たいへんわかりやすく、実際に1時間ほど使用し、パワーポイントと連動した設問を作成するところまで出来たのでたいへん役に立つ内容であった。後期から始まった全学モジュール科目はアクティブラーニングが求められていることもあり、モジュール科目担当教員にとってタイムリーな内容であった。本ワークショップの受講のみで、全くの初心者でも講義の準備ができるところまで行けたと思う。 逆にクリッカーを既に使用している者にとってはやや簡単すぎる内容であったかもしれない。最初に講師が「これまで使用したことがあるかどうか」の質問がなされたが、全く使用した事のない者から、既に使用している者まで含まれていたため、次回からは受講者に「初心者向け」「ある程度使用している者向け」などのアナウンスをしておいた方がよいだろう。 今回、KeePad Japan のTurningPointを使用したが、現在多数のクリッカーシステムが販売されているようである。既に導入している部局もいくつかあったが、これから導入しようとしている部局のための、複数のメーカーの紹介、その違いなどについての説明や資料があればたいへん参考になったと思う。

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