【平成24年度】FD実施報告書
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(アンケート等の資料がある場合は添付すること) 中国語分科会では、(1)今年、二年生も統一教科書を使いはじめるので、統一シラバスを作成しました。従って、専任教員はまず非常勤の先生に統一シラバスに書いた授業ねらい・授業方法・到達目標・授業内容について説明して、それから非常勤先生にこの統一シラバスに従って授業すると各教員にお願いした。(2)二年生教科書の統一に従って、25年度から統一試験を実施することを決まりました。二年生の統一試験(筆記試験)成績の割合が一年生と同じ、全体成績の50%を占めるので、各クラスの期末試験は「読む・話す」に重点を置いって口頭試問すると各教員にお願いした(期末成績の割合:統一筆記試験50%、口頭試問20%、小テストと課題20%、授業への積極的な参加10%)。(3)授業時間外の学習を促す措置について、これからcall教室での教科書練習問題の解答を作り、学生にcall教室に中国語を復習しに行かせることについて話し合った。(4)各教員が授業後、学生に課題を出して、次の授業前に必ず小テスト(専任教員が作った小テストをすべて非常勤の先生に渡す)をしてもらうことにした。(5)学生の出席状況について意見交換をして、これから学生の出席状況を十分に把握して、出席率が期末成績評価基準の一つとなることをも各教員にお願いした。(6)中国語に興味を持つ学生に「中国語検定試験」と海外語学研修(中国語)を学生にすすめようとお願いした。 フランス語分科会では、1)今年度の反省 2)来年度の教科書の選択及び授業の内容 3) 自学自習の充実について という3点について話し合った。まず、今年度の反省としては、教科書が難しすぎたということが問題となった。使用教科書は、北海道大学で使用されているもので、北大では週2回初修外国語の授業がある。そのため教科書にでてくる語彙も非常に多く、また文法も例外が多く提示され、練習問題も高度であった。それで、週に1回しか授業がない長崎大学の学生にとっては、少々難しく、練習問題の回答に間違いがみられることも多かった。さらに、文法が中心で学生から聞き取りに対する要望がでていた。この点を反省して、来年度の教科書は、基礎的な文法をおさえつつ、多方面から学生のフランス語への理解をすすめるためにDVDの映像付き教科書を選択することにした。また聞き取り問題の充実をはかることも決めた。最後に自学自習に関しては、現在はパソコン上で練習問題をすることしかできないが、来年度は情報の先生の力をかりて、新たにスマートフォン上でも練習問題ができるようにしていくことを決定した。 ドイツ語・韓国語分科会では、25年度ドイツ語統一試験の実施に向けた枠組みについて検討した。(別紙に「ドイツ語共通試験の実施に向けた枠組みの検討結果」を添付する) 氏名:初習外国語小委員会委員長 稲田 俊明 部局:言語教育研究センター e-mail: inadat@nagasaki-u.ac.jp 内線:2379 部局:言語教育研究センター e-mail:xiaoan@nagasaki-u.ac.jp 内線:2166 成果等 連絡先 8. 実施したFDの 9. 実施代表者の 10. 申請者の連絡先 氏名:初習外国語小委員会副委員長 楊 暁安

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