【平成26年度】FD実施報告書
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 講師の先生の努力が伝わってきました。しかし、必ずしもPCを持参しなくていい(スマホやタ 本FDは、8月に実施したサマーワークショップ「体験するPC必携化~今教室の中で何ができる!?~」の続編であり、本年度より実施されたPC必携化及び必携PCを授業の中でどのように利用していくかを理解していただくためのFDである。8月のFDでは、教養ゼミナールでの使用事例を紹介したが、フィードバックシートにおいては一般の授業でどのように必携PCを利用させるのかをもっと知りたいとのリクエストが多くあった。 このため、今回のFDは、本来3月に予定していた実施時期を前倒しし、後期のモジュール科目での使用事例を3名の先生に御紹介いただいた。使用事例はグループワークを主な形態とするもの、座学での授業を中心とするなど授業スタイルはそれぞれ異なる。 事例紹介においては、紹介いただいた先生に御了承をいただき、単にプレゼンテーション・解説いただくのではなく(モジュール科目小委員会でも話題となっていたが)各先生が実際の授業で用いられているLACSの「授業(コース)」を公開いただいた。参加者の方々にはそれぞれPCを持参いただいたので、事例紹介を聞きながら実際にその授業(コース)を見ることができ、また、その場でディスカッションや個別のフォローがなされるなど、効果的な形態であり参加者の方々には有意義であったのではないかと考える。後述の理由により、フィードバックシートの回答数が少ないため、統計学的に意味のある結論は出せないが、全体として満足している、全体として有益であったの設問では高い評価をいただいているものと考える。 一方で、当初の予定を前倒しし授業期間中に実施したため、参加者の方々の参加可能な時間を確保する観点から、5限目1コマのみとしたため、事例紹介やディスカッションがアクティブになされたとは言ブレット)とも思います。 また、小テストや時間制限でコメント・意見を入力する場合に、PCのスキルを評価に入れても良い科目と、そうでない科目があるように思います。 LACSの使い方事例という意味では、とても有意義でした。 ●内容面・運営面のいずれでも、何か改善を要する点にお気づきでしたら、ご記入下さい。  PCの接続で毎回時間を使っています。PCの接続を確認した後に席に着かせるなどの工夫がいるのでは? 資料配付はLACSでかまわないと思いますが、PCの初期設定や、LACSの中のコンテンツの場所などはA4 1枚にまとめて資料配付した方が、運営がスムーズになると思います。 また、今回の内容では1時限内に治めるのは無理だと思います。最初から2時間の設定が必要だと思いました。 若菜先生が説明された資料は見つかりませんでした。できれば、柳生先生が作られたものの中に入れて頂けると有り難いです。 ●今後、FD・SDのテーマや実施方法などに関して何かご希望がありましたら、ご記入下さい。  PC必携化に関して理系科目への適用とその効果に関する講演があるとありがたいです。 (2)総 括 3

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