【平成27年度】FD実施報告書
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・SCASの講師の方の英語が聞き取りやすく、週4日授業を受けられるのは幸せだと思います。 (2) 総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する) 教養教育科目としての英語授業コマ数の総数の内50%近くを非常勤講師が担当している現状においては、専任教員、非常勤講師を問わず、長崎大学の英語教育の目標・目的に沿った形で授業を行うことは言うまでもないが、授業担当者間で教授法や学生の一般的傾向等を情報共有することも求められている。 しかしながら、授業公開制度があるものの、一定の時間内でお互いの授業を見学し合うということは、とくに非常勤講師にとっては、現実的になかなか厳しいのが実情である。 そこで、昨年9月から始まった本学の長崎グローバル+コースの英語特別プログラムSCASのために雇用した三人の講師陣(CeAnn Myers, Nickola Verde, Kerry Pussey)がTESOLの専門家であり、TESOLの学会でも精力的に研究発表を行い、世界各地の英語プログラムで結果を残してきたという実績もあり、SCASチームにTESOLに関するプレゼンテーションを行ってもらった。 アンケートでもSCASチームによるプレゼンテーションは好評で、具体的な教授法に関する初めての機会になった。本学で教鞭をとる英語科目担当教員が、忌憚の無い形で授業に関する議論の場を提供していくことも言語教育研究センターの新たなミッションかもしれない。 また、言語教育研究センターのさまざまな取り組みが驚くほど一部の学生及び教員にしか伝わっていないことを踏まえ、外国語プレゼンテーション・コンテストや年2回の海外語学研修で撮影した写真等を編集して作成した映像を視聴してもらうことで一層の周知を図ったことも初めてのFDでの取り組みであった。 11.実施代表者の連絡先 部 局:言語教育研究センター 職 名:言語教育研究センター長 氏 名:稲田俊明 e-mail:inadat@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2379 12.申請者の連絡先 部 局:言語教育研究センター 職 名:教授 氏 名:廣江 顕 e-mail:ahiroe@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2378 4

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