【平成28年度】FD実施報告書
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9 ・大変スムーズでした。・少し歩きが長いでしょうか。後半、疲れがでてきました。・大変配慮が行き届いた運営でした。ありがとうございました。・各ポイントは少し短くても、十分の満足できる内容だと思います。ご説明いただけるのもうれしいのですが、自分の興味で自由に見学させていただける時間をもう少しいただきたかったです。(医・図書館、原爆)(以上教育職員)・大学をめぐるのも良いが、教室の使い方など授業に生かせるようなことを知りたかった。・全体的に掛足なので、もう少しゆっくり見学できれば良かった。(以上事務職員)(2)総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する)(第Ⅰ部) フィードバックの結果から、例年と同様に参加者にとって有意義な研修となったことが言える。特に、学長の説明は、本学の現状・課題および今後の方針など、参加者の教育・研究・業務の今後の進め方の参考になったと思われる。しかしながら、限られた時間の中、例年に比べ多くの項目を詰め込みすぎた感もある。このFDの目的が「長崎大学が目指す教育、研究等に関する基本的知識を得ること」となっているため、単なるセンターの紹介ではなく、この目的に沿ったもの、例えば、年度内に開催予定のセミナーやFD講習会など過去の実績も含め、今後の参加を呼びかけるようなものでよかったと思われる。一方、参加者からの質疑応答に関しては、例年に比べ少なかった。新規採用の方々には、あまり耳慣れない「第3期中期目標,中期計画,年度計画」に関しては、学長からの説明はあったが、本年度の計画の具体的な説明には時間の関係で触れられてない。一方的な情報提供だけでなく、「第3期中期目標」に対し、参加者がどのような観点で参画できるのかなどを考える時間を取れるように、プログラム編成を行う事も考えられる。 (第Ⅱ部) 満足度に関しては、「長崎大学に関する歴史理解が深まった」の項目は、例年と変わらないものであったが、運営に関しての満足度は非常に評価が高いものとなっている。ツアー当日の天候等にも左右されるものかもしれないが、事前準備が周到に行われた結果と伺える。ただし、ツアー形式の特性上、「業務への新たな意欲を得た」については、前日のFDと比較してもあまり効果はない。日程に関しては、授業開始が早まったこともあり、他の行事と重なることが多くあり、日程調整の難しさを感じる。このフィードバックシートにもあるが、授業に生かせる内容(教育・研究に生かせる)要素の導入など「業務への新たな意欲を得た」の項目の充実が望まれる。 (大学教育イノベーションセンター 若菜 啓孝)

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