【平成28年度】FD実施報告書
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●長崎大学FDとしてとりあげるテーマ・内容についてご意見・ご要望をご記入下さい。が目立ったような気がします。運営に携わる司会者が誘導すべきだと感じました。 ・主観的質問が多すぎてあまり参考にならなかった。同じ満足でも、満足な理由を知りたい。例えば、各学部においてクラス担任が定期的に1年間に何回面談をしているか、また、臨時に学生を呼び出して指導することが頻繁に行われているかなど、客観的なデータがほしい。その結果、学生が満足しているかどうかということです。身に付けた能力と知識については、順位で説明するだけでは不十分です。同じ20位でも環境や歯学部は40%を超えています。・プログラムの告知では,調査結果の報告を基にして「内容」では「現状の教育のあり方を振り返って議論します」と,「到達目標」では「②?崎大学の教育上の課題を知る,③課題についてどのように対応できるかの案を考える」とあったが,そのような取り組みの時間がまったくなく,報告と質疑応答に終わってしまった。これは残念な結果であった。受講者としてあらかじめ報告書のPDFファイルに少し目を通していたので,実際のプログラム内容は貧困に終わり,あまり意義を感じられなかった。・IRコンソーシアムのアンケートで、長崎大で独自の項目を設定・調査した結果ではない点は評価が難しいと思います。ただ、参加している以上はアウトプットを求められると思うので、今回はこのような形になったのでしょう。したがって、各学部間の厳密な比較や統計指標を用いた分析も今回は求めるのは酷ではないかと思いました。また、医歯薬は6年次まであるので、専門教育課程でのIRがむしろ求められていると考えています。コンソーシアムのもの(もし継続されるのであれば)と、教養教育独自のもの、部局の調査をうまくリンクさせて、よいものになっていけばいいなと考えます。入り口部分のデータは部局はさわりにくいので、イノベーションセンター教学IR部門と連携させていただければと思います。・もう少しデータを整理してから講演した方がよかったと思う。・学習行動というより、学生意識に関する報告が主であったように感じた。そのため、授業改善に活かせる発見はあまりなかった。・聴講するのも研究者なのだから, 研究を発表するレベルの分析が欲しい.事務職員 ・思っていた以上に、ご出席の先生方からのリアクションがあり、参加してよかったです。教学IRのデータに対して先生方がお持ちの希望・期待をお伺いすることができ、また、学生の分析において気をつけるべきことや、データが一人歩きしないような公開方法を考えていく必要なども含めて、分析側として大変有益なFDとなりました。・ここ数年間における新入生の心理的・社会的変化に関する、エビデンスに基づいたお話が聞けると大変参考になります。・入学時の学生の考え方や行動がどう変化してきているか、それに教職員はどう対応すればよいのか。学力が落ちてきているのはそれなりに対応可能だが、約束を守らない、授業の出席は当

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