【平成29年度】FD実施報告書
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10.総括 本FDはシラバスシステムが改訂されたことにともない、シラバスの作成要項について解説するものとして開催された。ただし、今回のシステム改修は表面的な入力方法の変更に4 (文責 成瀬尚志) ーパーの中に「History fires pupils' curiosity and imagination…」とあるが,欧米で主流の「考える学習」によって学生の魂に火をつけること,それによって学生が主体的に考え,信念を築き,責任を持って行動するようになることを期待する,そういうヒューマンな側面を全教員が共有しないといけないと思う。そのためのFDを開発して提供して欲しい。一例としてインターナショナル・バカロレアの「TOK」(Theory of Knowledge)関係の文書を参考にするのは,それが多くの領域の科目を包含して論じられているので,有益である。 とどまるものではなく、来年度から始まる「教学マネジメント」にともなうものである。教学マネジメントは学生の学修成果を様々な観点から可視化することで、学生と教員双方がPDCAサイクルを回すための仕組みである。本年度から始まった「授業アンケート」もその一環である。これまでの「授業評価」では、学生が授業を評価するための機会であったが、「授業アンケート」は、学生がその授業の中でどのような学修ができたかについて振り返るためのものとなった。 今回のシラバス改訂では、各授業の中で「知識・技能以外に、この授業を通して身につけて欲しい力」を7つの項目の中から選択することになった。この7つの項目は、全学のディプロマ・ポリシーに対応したものである。シラバスの中で、授業の到達目標を明確に記述するだけではなく、授業の中で身につけてほしい能力をディプロマ・ポリシーに合わせた形で記載することで、カリキュラム全体で、ディプロマ・ポリシーで求められている能力の育成に向かうことができるようになるのである。こうした教学マネジメントの中で、今回のシラバス改訂がどのような意味をもっているのかについての説明がなされた。 参加者からの評価として、満足度については「あてはまる」(53%)と「ややあてはまる」(40%)を合わせると9割以上の参加者が満足していたことから、当初の目的を十分達成したFDであった。 11.実施代表者の連絡先 教務委員会委員長 塚元 和弘 e-mail:ktsuka@nagasaki-u.ac.jp 電 話:内線2003 12.申請者の連絡先 学生支援部教育支援課教養教育班 主査 寺川 美穂 e-mail:fd@ml.nagasaki-u.ac.jp 電 話:内線2077

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