【平成30年度】FD実施報告書
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・研究活動における特許などの利益相反について ・出席できる時間帯に開催されない。短時間でお願いしたい。 (2) 総 括 本FDは、9月26日に開催されたFDをe-learningで開催したものであり、タイトル通り高校でのアクティブラーニングの現状を把握し、現在の大学生がどのようなアクティブラーニング型授業を受講しているかを把握することで、本学での授業設計の参考にすることを目的として開催された。講演は、西彼杵高校教諭の畠山先生と前校長の福田先生による、西彼杵高校について、アクティブラーニングの組織的な取組みについて紹介された。西彼杵高校は「学びの共同体」による学校改革を推進していることで、県内のみならず、全国から注目を集める高等学校になっている。講演の中で、様々なタイプのアクティブラーニングの紹介があったが、中でも、「基礎的な知識を習得するために、あえて応用的な問題から取組む」という実践が紹介され、そうした授業設計の観点は高等教育におけるアクティブラーニングにおいてもおおいに参考になるものであった。受講者のアンケートからも非常に満足度が高く、高校のアクティブラーニングの現状について理解するという本FDの目標は十分達成されたと言える。また、9月26日に開催した際の参加者数は19名であるのに対し、今回のe-learningでは78名の受講があり、当日に参加できなかった方が多数受講されたと考えられるため、e-learning型のFDは有効であったと言える。 ただし、e-learning型FDにおいて、「動画の長さの問題」「アカウント作成の問題」「課題アップロードの問題」など、会場で実施されるFDには無い課題もあり、長崎大学FDとしてとりあげるテーマにあげられた意見とともに検討していきたいと考える。 11.実施代表者の連絡先 教務委員会委員長 塚元 和弘 e-mail:ktsuka@nagasaki-u.ac.jp 電 話:内線2003 12.申請者の連絡先 学生支援部教育支援課教養教育班 主査 寺川 美穂 e-mail:fd@ml.nagasaki-u.ac.jp 電 話:内線2077 5 (文責:成瀬尚志)

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