【平成30年度】FD実施報告書
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Ⅱ.今回のプログラムについて、お気づきの点・ご意見・ご感想をご記入下さい。 ・全体として満足しています。 授業実践の中での受講生の自分たちに対する変化はわかりましたが、学生委員はどのような変化があったのか、という点について、もう少し学生達の話が聞きたかったです。 また、こうした授業を通じて学生にとってのアクティブ・ラーニングの定義が「グループワーク」や「ディスカッション」を指すものである、という、APが始まったころの教員の誤解に近い認識に逆行しないように、という点では注意が必要に感じました。 第2クォーターに開催して非常に大きな手ごたえを感じたのであれば、後期に新たな講師の手配をはじめてこれまでの経緯を踏まえたスムーズな依頼・授業設計ができたのではないかと思いました。ここで切れてしまうことは非常に残念に感じます。大教センターの下部組織であれば、学生に対してそこを手助けする役割がセンター教員側にあったのではないかと思いました。 ・一部ですが(FDのレベルが高いので)、自分の授業に取り入れられる部分があるのがありがたいです。 ・授業の組み立て、展開、学生の参加、とても参考になりました。 ・ありがとうございました。また期待しています。 Ⅲ.長崎大学FDとしてとりあげるテーマ・内容についてご意見・ご要望をご記入下さい。 ・アクティブ・ラーニングについてはぜひ継続して下さい。なかなか出られませんが、誰にどこで相談すればよいかよくわかります。(授業コンサル、ということですね) ・総合大学なりの、それぞれが融合したものはいかがでしょう。 (2) 総 括 本FDは本年度開講した学生発案型授業「長大生が考える『人生とは何だ?!』」に関して、開講までと開講中にどのような準備をし、実際にどのような授業を行ったかについて特にアクティブ・ラーニングに焦点を当てて説明するものである。同時に、授業の中で行ったアンケート調査結果から、学生がアクティブ・ラーニングについてどのような感想を持ったのかについても紹介し、教員の考えるアクティブ・ラーニングと学生が考えるアクティブ・ラーニングについて議論することも目的とした。 当日は、実際に授業を担当した教員の他、授業を企画する上で中心的な役割を果たした「学生による教育改善のための委員会」からも学生が出席し、参加者とアクティブ・ラーニングの捉え方、授業内でどのような思いでワークに取り組んでいるのかな3

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