【平成30年度】FD実施報告書
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特に自己紹介のところは、今回作成したものを司会者に渡そうかと思います。 Ⅲ.長崎大学FDとしてとりあげるテーマ・内容についてご意見・ご要望をご記入下さい。 ・また矢野先生の講義を伺いたいです。 ・参加できていないのですが、話す際に相手の立場に立ってという考え方の詳細な部分などを知りたいです。 ・このFDの続編をお願いします。 ・多様な学生がいますので、どのように接していけば良いか。 学生や教職員のなかでも、コミュニケーションの取り方に困惑している方が多数いると思いますので、それに役立つテーマ(話し方等)。 ・また次回もお願いしたいです。 ・特にありません。 ・テーマ、内容については、特にアイディアはありませんが、開催時期をもう少し早めにして頂けると参加しやすいと思いました。 ・また矢野先生の講演を、お時間のある際で構わないから、矢野先生が考える授業でのこういうやり方のオススメのようなセミナーを希望します。 ・数学科目などでのアクティブ・ラーニングの具体的な方法について 2. 総 括 本FDは矢野香准教授(地域教育総合支援センター)に、プレゼンテーションをする側としてどのような点に配慮すべきかを中心に、聴衆の集中を導く話し方のコツについてご講演いただいた。本FDのテーマは「やっぱり」であり、話し手は聞き手から効果的な「やっぱり」を引き出すことが、プレゼンテーションの効果を高めるために重要であるという指摘がなされた。講演の中では、話し手が聞き手の「やっぱり」を引き出すための数々の具体的な工夫や注意点が示された。 その「やっぱり」を引き出すための「自己紹介を考えるワーク」も行われた。プレゼンテーションの前に、自身のこれまでの経歴や実績を効果的に聴衆に伝えることで、その後のプレゼンテーションが引き立てられるというものである。ペアになってお互いを紹介し合うワークも非常に盛り上がった。数名の参加者が全体に向けて自己紹介を行ったが、たしかに、自己紹介をきちんとすることで、話し手に対する聴衆の印象は大きく変わると感じられた。 本FDは授業や講演や学会発表をするさいに、すぐにでも取り入れられるポイントが多数示されており、非常に実践的であった。参加者からの意見も非常に有益だったとの意見が多数であり、また、本プログラムの継続的な実施を期待する意見も多いことから、非常に有意義なFDだったと言える。 (文責:大学教育イノベーションセンター 成瀬尚志) 4

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