長崎大学FD実施報告書_令和3年度
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(2) 総 括(10(1)を踏まえFD全体の総括を記述する) 本研修は、担当講師がこれまで取り組んできたFD活動の紹介をしながら、FDについ STEAM教育に関心があります 他大学での具体例 オンライン授業で使える授業スキルや反転授業などの具体的な方法を教えてほしい。 もしくは、研究活動の成果がより上がる効率的なスキルがあれば教えてほしい。 可能ならば15分~30分程度で理解できる授業スキル、効率的な研究指導を進めるスキル等の動画配信や、教育活動や研究活動に関する実践的なワークショップもやってほしい。 て改めて知り考えてもらうことを目的としており、参加者がFDへの理解を深め、授業改善への意欲を高めることを目標とした。参加者からのフィードバックシートでは、「到達目標が達成された」へのあてはまりが(ややも入れ)9割を超え、概ねその目標に到達し得たことが分かった。また、本研修は、講義のティップスや授業スキルに関するものとは性質が異なるFD研修であったが、(ややも入れ)8割近い参加者から「全体として満足している」との回答が得られた。 自由記述では、「FDの定義等からご講義いただき、大変分かりやすかった」や「FDを実施する必要性について文脈を丁寧に説明いただき、理解を深められた」といったコメントだけでなく、「ゲーミフィケーションという言葉を初めて聞き興味を持って聞きました」や「フィードフォワード、確かに必要だと思いました」のように、FDに関する新たな知見や発見を提供できたことも良かった。また、DVD教材など担当講師の過去のFDの取組に関して興味を持った参加者も居ることが分かった。 なお、自由記述は氏名と所属を記名式にすべきと感じた。それは特に無記名にする必要性が感じられないという理由だけでなく、どの部局の教員に講演内容が響いたのかや、どのような学部の教員のニーズに合致していたのかを把握することができるためである。特に、課題を出さないFDの場合は、各受講者が何をどのように学んだのかを把握するうえでも役立つと思う。 11.実施代表者の連絡先 部 局:大学教育イノベーションセンター 職 名:准教授 e-mail:tatsuji@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2455 12.申請者の連絡先 部 局:学生支援部 教育支援課 総務班 (教育改善) 職 名:事務職員 氏 名:森田 美沙絵 e-mail:shimoura@nagasaki-u.ac.jp 内 線:2088 (文責:大学教育イノベーションセンター 辻 高明) 氏 名:辻 高明 4

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