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引用と参考の方法引用=何らかの著作物の内容をそのままのかたちで自分の著作物に引くこと①本文の中でどこが引用部分であるかを明確にする。→カギ括弧(「」)の中に書く/引用部分全体を字下げして斜字体で書くなど。②内容を正確に、元の文章のまま抜き書く。→誤字があった場合にも誤字のまま表記して「(原文ママ)」と添え書きする。③元の文章の文脈や筆者の意図から逸脱した引用はしない。→文脈を無視して誤った解釈を誘うような切り取り方をしない。④必要十分な引用をする。→無駄に多くの文章を引用しない。⑤出典情報(注)を本文中に併記する。→引用部分に、「著者の名字」と「その著作物の発行年」と「掲載ページ」を書く。例:「〇〇〇〇〇〇である。」(鈴木2014、p.27)という主張もある。参考=何らかの著作物の内容を自分の言葉で要約して自分の著作物に引くこと①本文の中でどこが参考部分であるかを明確にする。→参考の開始を示す表現をする=参考元の著者の名字と著作物の発行年を文に含める例:鈴木(2014)によれば……。②元の文章の文脈や筆者の意図から逸脱した要約はしない。→文脈を無視し誤った解釈による要約をしない。③必要十分な要約をする。佐藤(2015)は、「〇〇〇〇〇〇である。」(p.27)と述べている。佐藤(2015)は〇〇を分析して□□……としている。〇〇について調査した結果□□ということが確認された(高橋2016)。<基本ルール>〈基本ルール〉24

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