令和3年度入学生 教養モジュールガイドブック_完全版
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社会科学の内容を取り扱う人文科学の内容を取り扱う国際・地域社会への関心 考えをやり取りする力 協働性多様性の理解倫理観批判的検討論理的組み立て情報リテラシー主体性知識・技能カテゴリー テーマ名 対象学部 テーマ責任者 趣 旨 学生の皆さんへのメッセージ 対人関係の社会学 メディア・コミュニケーション基礎 目標および授業編成 対人関係の社会学 メディア・コミュニケーション基礎 ◎(特に重視)の数 ○(重視)の数 人文社会科学からの学び 21-A6 コミュニケーション基礎講座 岡田 佳子 今日、コミュニケーション力は社会人の基礎力の中核とされており、大学卒業時に期待される多くの能力のなかでもその筆頭に挙げられています。我々は皆、特定の文化圏に生まれた者として、既に存在するコミュニケーションの網目の中で育ってきます。つまり我々は、個人としてコミュニケーションを行う以前に、コミュニケーションのなかで今の自分になってきたともいえるのです。したがって、コミュニケーションの実践力を高めるためには、普段当たり前にとらえているコミュニケーションにまつわる対人関係や社会問題など、自分が置かれた文化的・社会的な諸状況を俯瞰的に分析するための視座をもつことが、自分と異なる他者と関わるうえで非常に重要な課題となります。そのため、本科目群では、対人関係や社会問題に関し、多様な見方や分析的な視点を持つこと、そしてその視点を活かして実際に他者とコミュニケーションをとるための表現力・ディスカッション力等の諸能力を育成することを目指します。 このモジュールでは自分の経験や社会的・地域的な課題について客観的・分析的に捉え直す視点を培い、考え、表現する力をつけていくことをねらいとしています。そのため、本モジュールでは、皆さんの積極的な参加が不可欠です。授業内では他者とのコミュニケーションや自分の意見を持つことが求められます。本モジュールではグループワークや課題の配点を高くしています。そのため、受動的に授業を受けたい人には不向きな授業であるため、その点に留意して受講してください。社会の中にある様々な問題について一緒に考えていきましょう。 科 目 名 教養モジュールの の視点との対応 担当者名 岡田 佳子 成長と共に広がる人間関係の中で身についていく思考やふるまい、関係性について理解を深める。また、協同学習を通して人の多様性について考える力を身につける。 深尾 典男 日常の様々なメディアの影響力を検討し、社会規範の形成や権力の浸透におけるコミュニケーション過程を理解して生活に活かす。 ○ ◎ ○ ○ ◎ ○ 0 2 0 2 0 2 教養モジュール科目案内 概 要 ○ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ 1 2 1 1 0 1 モジュール科目区分 責任部局 教育開発推進機構 説明動画 ⑨ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 2 2 2 0 0 0 ※工学部・水産学部に係るJABEE項目 教養モジュールⅠ キーワード 社会化・家族・ジェンダー・学校文化・社会階層 権力・記号・言説分析・ポストモダニズム ⑩ ○ ○ ◎ ○ 1 0 1 2 多文化社会学部・教育学部・経済学部・薬学部・水産学部 ① ② ③ ④ ⑥ ⑦ ⑧ ※授業編成の視点 A B ◎ ◎ 2 0

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