令和７年度長崎大学ＦＤサマーワークショッププログラムの開催について

下記のとおり、全教職員を対象とするＦＤを開催いたしますので、ご案内いたします。
多数のご参加をお待ちしております。
なお、一部内容が変更になる可能性があります。

〇プログラム
1.UDフォントによる読みやすさの向上と伝わるプレゼン資料レイアウト
日程：９月１１日（木）１３：３０～１５：００
場所：ICT基盤センターセミナールーム
講師：株式会社モリサワ
内容：本FDは、誰もが見やすい、読みやすい、わかりやすいと感じる資料の作成ノウハウの習得を目的とし、自身のPCを用いた操作実習を取り入れたハンズオン型のプログラムである。ユニバーサルデザイン(UD)に対応した書体：UDフォントに注目した、用途による使い分け、イラスト併用時のレイアウト等、実務に即時応用しやすい内容を扱う。
備考：ご自身のPCを持参してください。

2.著しい進化を遂げる生成系AIの現状と教育・研究に活用する際の留意事項（仮）
日程：９月１２日（金）１６：００～１７：３０
場所：文教スカイホール
講師：人間環境大学 総合環境学部 学部長　深澤 良彰　教授
内容：本FDでは、ChatGPTを例に取り上げて、生成系AIに関する進化の過程およびその中で新たに明らかとなった課題や問題点について、さらに大学教育現場におけるChatGPT Edu契約下における積極的利用の事例をご紹介いただく。

3.大学教員のための生成AI入門：基礎とアカデミック活用
日程：９月１６日（火）１0：００～１１：３０
場所：教養教育講義棟G-38教室
講師：大学教育イノベーションセンター　太田 啓介　助教
内容：本FDでは、生成系AIに関心はあるが不安や疑問を抱える大学教員を対象に、その基本構造や注意点、学術・教育利用の可能性を解説する。前半では、生成AIの技術的背景や歴史を、概念図や具体例を交えて直感的に紹介し、後半では、GoogleのNotebookLMを例に、資料を読み込ませて活用する「RAG型」生成AIの活用法を紹介する。
備考：生成系AI初心者向けのFDです。

4.合理的配慮の考え方を再確認し、教員の負担軽減につながる手段について一緒に検討する
日程：９月１７日（水）１０：００～１１：３０
場所：教養教育講義棟G-38教室
講師：障がい学生支援室　ピーター・バーニック　准教授
内容：日本学生支援機構の調査によれば障害のある学生数は増加しており、同時に合理的配慮を受ける学生も増えている。高等教育機関における個々の学生への対応が多様化する中、その対応に迷う、または負担に感じる教職員も少なくない。本FDでは本学の事例を交えて合理的配慮の考え方および提供に関する重要な観点を再確認し、教員の対応能力の向上を目指す。
備考：文部科学省の「障害のある学生の修学支援に関する検討会報告（第三次まとめ）」を事前にお読みになるとFD内容がより充実したものになります。

〇お申込み方法
次の申込み用Ｗｅｂページにて開催日の３日前までにお申し込みください。
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=gep7LaFPW0qvZ6_-yDjIPonUZXph87JOuQv-poO56JJURVYzSVMwSkRTTFozVVdUV1hTQlYwOFpOUS4u

〇受講証明書について
参加プログラムを記載した受講証明書を発行いたします。
サマーワークショップ終了後、全学教務委員会への報告のうえ、諸手続きを経てまとめて発行いたします。当ＦＤの場合、１１月下旬から１２月の発行となりますので、ご了承ください。

〇お問い合わせ
大学教育イノベーションセンター事務室
fdreport@ml.nagasaki-u.ac.jp